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デートの約束した後に気が変わってしまい、「やっぱり会いたくない…」と思ってしまうのはなぜなのでしょうか。その理由を見ていきましょう。
気が変わる原因の一つは、約束後のメッセージによって相手への好感度が下がることです。
例えば、デートの約束をする前後で、メッセージの雰囲気がガラッと変わる人がいます。デートの約束ができたことで気が緩み、相手との距離感を見失ってしまうのでしょう。
急になれなれしくなったり、プライベートに踏み込んできたり、まるで恋人に接するような態度を見せ始め、中には下心が見え隠れする発言をする人もいるかもしれません。
メッセージを受け取った側はこうした変化についていけず、それまでと180度違った印象になってしまうのです。
1番にデートの約束をした相手以外の、気になっている異性からのデートのお誘いは、真剣な出会いを探す上でとても優先順位の高いイベントでしょう。
頭では「先約を優先すべき」と分かっていても、「できれば本命とのデートを優先させたい」と思ってしまうのも仕方のないことかもしれません。
そもそもマッチングアプリは、複数の異性と同時進行でメッセージのやりとりをするのが一般的とされています。より自分に合う相手を選択していくことで、効率的に恋人を探すためのアプリだからです。
そう考えると「気が変わった」というよりは「ほかに外せない用事が入った」ともいえるでしょう。
このほか付き合う前のデートをキャンセルする理由として挙げられるのが「明確な理由はないけれど、なんとなくめんどうに感じてしまったから…」というものです。
デートの約束をする時点では、心の天秤は「恋の可能性」の方へ大きく傾いています。しかし、時間がたつにつれてその重量が軽くなっていくのです。
デートは準備にも時間がかかります。おしゃれをして身だしなみを整え、雰囲気のよいお店を予約したり話題を考えておいたりすることも必要でしょう。そこまでしても、当日デートが成功するとも限りません。
いろいろ考えているうちに、天秤は「気をつかわない、労力もいらないリラックスタイム」へ一気に傾いてしまうのです。
「この人との仲が進展することはないだろう」初回デートの後に、こう思ったことのある人も多いでしょう。
初対面で相手によい印象が抱けなかった場合、2回目のデートに行きたいとは思えません。
ここでは、マッチングアプリの初回デートでガッカリした理由について見ていきましょう。
プロフィールの顔写真と実物のギャップが大きすぎて「あれ?写真と違う人が来た…」とガッカリしてしまうこともあるでしょう。
マッチングアプリでの第一印象は、プロフィール・自己紹介文・顔写真という限られた情報だけに頼っています。視覚から得られる情報は、写真と文章から予測する人となりしかありません。
もしプロフィールに載せている写真と実際の印象が全然違うものであれば、芽生えそうだった恋心も驚きに変わり、デートへのモチベーションを維持できなくなるでしょう。
実際に会ってみてデートが盛り上がらなかった場合も「また会いたい」とは思えないでしょう。
メッセージのやりとりだけをしている期間は、相手の人物像の半分は想像で補っているような状態です。それが実際の相手と全く違うものであれば、思うようなデートにはなりません。
メッセージでは次々と話題を提供してくれるのに、会ってみたら寡黙な人もいます。控えめかと思っていたら、実は主導権を握るタイプだったということもあるでしょう。
「楽しい」よりも「疲れた」という印象が強かったのであれば、あまり相性がよくなかったのかもしれません。
どのような恋愛観を持っているかは人それぞれですが、初めてのデートで下心におわせる人とは距離を取りたくなるものです。
たいていの人は、初対面の相手に対して多少なりとも警戒心を持っています。誠実に相手に向き合おうと思えば、物理的にも心理的にも適切な距離をキープするのがマナーです。
しかし時には、自分の欲望にとても忠実な人に出会うこともあるでしょう。仮に初デートにもかかわらず、体を寄せてきたり夜遅くまで連れ回されたりすれば、「本気ではないのかもしれない…」と疑うのも無理はありません。
「やっぱり会いたくない」と思ったら、メッセージできちんと断ることをおすすめします。
とはいえ、断るとなると「怒らせるかもしれない」「イヤな思いをさせてしまうかも」と心配事が尽きません。
できる限り相手を不快にさせないために、マッチングアプリでのデートの断り方を学んでおきましょう。
一度約束したデートを断る場合、気が変わった理由を説明するのが筋です。「こちらの一方的な都合で断るのは申し訳ない」と思うのであれば、その気持ちも一緒に伝えましょう。
「約束後のメッセージで、少し価値観が違うのかもしれないと感じてしまいました。一度は約束したのに、本当にごめんなさい」このように丁寧に伝えれば、相手を不用意に怒らせてしまうこともありません。
「都合が悪いので次の機会にしましょう」などと曖昧に断ると、期待を持たせてしまうでしょう。はっきり断った方が、相手も無為に時間を浪費せずに済みます。
デートを断るのは、早ければ早いほどよいでしょう。できることなら「会いたくない」と思った時点で断るのがベストです。
中には気を利かせてお店の予約をしてくれる人もいます。ちょっとしたプレゼントを用意してくれる人もいるでしょう。初デートを楽しみにしてくれている相手を悲しませるのは、できれば避けたいところです。
会えないことが早めに分かれば、キャンセルするなりほかの予定を入れるなりできるため、相手にとっても負担が少なくなります。
初回デートで気に入ってもらえた場合、その場かお礼メッセージの中で2回目のデートに誘われることがほとんどです。
とっさに断り文句が浮かばず、OKしてしまうこともあるのではないでしょうか?
落ち着いてから「やっぱり会いたくない」と思ったとき、なるべく波風を立てず、穏便に断る方法を紹介します。
マッチングアプリでうまくデートを断る方法とは、ほかの異性の存在を匂わせることです。複数の異性との同時進行が前提となっているため、ほかに本命ができても不自然ではありません。
ただし、ここでうそまでつく必要はないでしょう。デート直後に「恋人ができました」などと言ってしまうと不信感を与えかねませんし、うそをついた罪悪感で後味が悪くなります。
「実は気になる人がいて、頑張ってみたいと思うようになりました。先日はすごく楽しかったのですが、もうデートには行けません」この程度にしておけば、うそをつかずに今後のお誘いも回避できるでしょう。
誠意を持って断ったにもかかわらずしつこく誘ってくるようなら、メッセージをスルーしてしまって大丈夫です。
強いハートの持ち主は、こちらが返信を続ける限り「望みがある」とポジティブに捉えます。何度断られてもめげないため、誘いが途絶えることはないでしょう。
デートに行けない理由を説明し、きちんと謝罪すれば、それ以上メッセージを重ねる義理はありません。
余計なストレスや不安を抱えると前向きに出会いを楽しめなくなってしまいます。1人だけにとらわれることなく、次の相手とのメッセージに集中しましょう。
「自分がされたらイヤなことは、他人にもしない」というのは基本的なマナーです。マッチングアプリでやってはいけない断り方について、あらためて確認しておきましょう。
デートに行くかどうかは、遅くとも前日までに結論を出しましょう。デートを断る事実以上に、当日のドタキャンは相手に不快な思いをさせてしまいます。
デートのために、相手は身なりを整えたり、お店を予約したりとあなたのために時間をつかっています。もし全ての準備を終えた段階で断られたら、「この時間は無駄だったのかな…」と思うのも無理はないでしょう。
急な体調不良などの事情を除いては、なるべく早い段階で、遅くとも前日までに相手へお断りの連絡を入れるのがマナーです。
断るときは、相手を傷つける言葉をつかわないように気を付けましょう。相手から「なんで?」と聞かれたとしても、「会ってもあんまり盛り上がらなそうだから…」など、ネガティブな要素をわざわざ伝えることはありません。
本音がどういうものであるにせよ、こちらから断る以上「あなたに非はありません」という姿勢を見せるのが大人の対応です。相手のプライドを傷つけず、最後まで丁寧な言葉づかいを徹底しましょう。
断るのが気まずいからといって、なんの連絡もせずにブロックするのもおすすめできません。
こちらは「相手もそのうち忘れるだろう」と軽い気持ちでいても、ブロックされた方は深く傷つきます。「イヤな思いをさせてしまっただろうか?」と気に病む人もいるかもしれません。
どれだけ迷いや不安があったとしても、相手に対して行けない連絡と謝罪のメッセージだけは必ず送りましょう。
「お誘いを断るのは苦手…」そう思う人はたくさんいます。しかし、顔が見えないマッチングアプリだからこそ、しっかりメッセージで断ることが大切です。
事前に誠意を持って断った場合と、放置した場合を比較すれば、きちんと断った方がはるかにトラブルは少なく済みます。
気が変わってしまうのは仕方のないことなので、断るたびに落ち込むことはありません。上手に断るスキルを身に付けて、新たな恋活に挑みましょう。
行動してみる!