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マッチングした相手とメッセージのやりとりをするとき、つい長文になってしまうことはありませんか?
返信スピードが遅くなってきた場合は要注意です。「長過ぎる…」「返信に困る」と、相手にネガティブな印象を与えているかもしれません。
マッチングアプリにおいて、長い文章は基本的に好まれません。LINEでのタイムリーなやりとりに慣れている人にとって、長文は読むのに時間がかかります。
「相手の返信が遅いな…」と感じたら、読むのが億劫になっていることを疑いましょう。
とりわけ、男性は長文を嫌う傾向があるようです。短い文章であれば、仕事の合間や休憩時間に返信ができますが、長文は読む気が失せてしまいます。
後でゆっくり読んできちんと返信しようと思っているうちに、確認するのを忘れてしまうこともあるでしょう。
人は、相手から与えられた好意に対し、自分も相手に好意で返したいという気持ちが働きます。
好意の返報性と呼びますが、メッセージのやりとりにもこの法則があてはまります。
相手から長文が届くと、「自分も長文できちんと返さなければ…」「短文では失礼だ」と思ってしまうのです。
本来、楽しいはずのメッセージのやりとりが、人によっては大きな負担になることを忘れてはいけません。
そもそも、長文メッセージになると、話題や質問が複数になりがちです。相手は「一体、何に返信すればいいの?」と困惑するでしょう。
相手との距離が縮まっていないうちに感情のこもった長いメッセージを送ると、相手に「この人、なんだか重いかも…」と思われてしまう可能性があります。
自分を相手に知ってもらいたいという気持ちは分かりますが、自分語りをしたり、恋愛観・結婚観を長々と語ったりするのはNGです。仕事の愚痴や悩み相談など、ネガティブな話題も避けましょう。
長文になるとどうしても自分の話が多くなりがちです。自分の気持ちを押し付けるのではなく、相手が心地よいと感じる文章量・内容を意識しましょう。
友達とのやりとりは気軽に行えるのに、マッチングの相手だとつい長文になってしまうのはなぜでしょうか?
多くは、「距離を縮めたい」という心理の表れですが、恋愛経験の浅さが関係している場合もあります。
メッセージが長文になるのは、「自分を知って欲しい」「相手のことをもっと知りたい」という気持ちがあるためです。相手に対する好意の表れともいえるでしょう。
相手への興味がない場合、メッセージに時間や労力をかけたいとは思いません。相手を大切に思えば思うほど、丁寧に言葉を選ぶようになります。話の内容もどんどん濃くなっていき、あっという間に長文になってしまうのです。
ただ、その好意が相手に伝わるかは別問題で、そもそも長文が苦手な人に送ってしまえばネガティブな印象を与えてしまうでしょう。
恋愛経験が少ない人は、異性との会話やメッセージのやりとりに慣れていません。
何を書けばいいのか悩んでいるうちに、いろいろな内容を詰め込み過ぎてしまうのです。
異性とのやりとりに不慣れな様子を「かわいい」「一生懸命」と感じるか、「重い」「大変」と感じるかは相手の性格次第でしょう。
一方で、恋愛経験が豊富な人は、テンポよくやりとりが続くように長さや内容を工夫します。
これまでの経験から、「長文は相手の重荷になるかもしれない」ということを知っているからです。
メッセージのやりとりで重要なのは、相手の立場に立って返信をすることです。2人のペースがぴったり合えば、相手は「この子とは気が合いそう」「楽しいな」と感じるでしょう。
1回のメッセージに、質問は1個が基本です。「食べ物は何が好きですか?休日は何をしていますか?仕事はいつ休みですか?」と立て続けに質問すれば、相手は答えるのがめんどうになってしまいます。
また、YESやNOで答えられる単調な質問を繰り返すよりも、相手が自由に回答できる質問をする方が会話は広がりやすいです。
「猫は好きですか?」という質問をすると「はい、好きです」という答えしかかえってきませんが、「猫のどんなところが好きですか?」と質問すれば、相手はより具体的に気持ちや考えを話してくれるでしょう。
相手が短文であれば、自分も同じくらいのボリュームのメッセージを返すのが理想です。返信頻度も、相手が1時間に1回なら、あなたも1時間に1回のペースで返しましょう。
文章量やペースを合わせると、相手は心地よさを感じるようになります。負担がないため、コミュニケーションが長続きするのです。
最初に自分が長文を送ってしまえば、相手は「自分も同じくらいの分量で返さなければ」と身構えてしまいます。短文の連投や既読スルーにも気を付けましょう。
マッチングアプリで長文メッセージを送るのは、相手への好意や誠実さの表れともいえますが、見る方は大きな負担を感じてしまう可能性もあります。
「長文の方が気持ちが伝わるはず」と思っているのであれば、その固定観念を今すぐ手放しましょう。文量や返信の頻度に迷ったときは、相手に合わせるのがベストです。
行動してみる!