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マッチングアプリと聞くと「異性と出会うための危険で怪しいツール」といった漠然としたネガティブなイメージを持つ人は少なくありません。
まずは、マッチングアプリとはどういうものなのかについて確認していきましょう。
マッチングアプリの利用に不安を感じてしまう大きな理由に、出会い系アプリとの混同があげられます。マッチングアプリを正しく理解するためにも、まずはそれぞれの違いから紐解いていきましょう。
マッチングアプリと出会い系アプリは、男女の出会いを仲介するという点では同じながら、その安全性や利用者層は大きく違います。
安心して真剣な出会いを探したいという人は、迷わずマッチングアプリを選ぶのがおすすめといえるでしょう。
「出会い系」と「マッチングサイト」は、それぞれ異なるサービスです。
実際にマッチングアプリを利用するにあたっては、既存会員の利用目的や利用者数も気になるところですよね。それぞれの詳しい内容をチェックしていきましょう。
恋活・婚活をしていると答えた人のうち、マッチングアプリやサイトを利用している人の割合は、2017年35.2%から2018年44.0%へ、約10%も上昇しています。(当社調べ)
また、リクルートブライダル総研が全国の独身男女を対象に行った調査によると、2017年には15.6%だった婚活サービス利用経験割合が、2018年は18.1%・2019年には23.5%にまで至っています。
この傾向は性別・年代問わず共通していることから、マッチングアプリの利用者数は年々着実に増加していると考えてよいでしょう。
利用者数が増えるということは、すなわち出会いのチャンスも増えることを意味します。日常の中で出会いが少ない人にとって、ぜひ挑戦したい出会い探しの方法といえるでしょう。
出典:マッチングアプリの利用意向度は1年で約30ポイント増加 | 株式会社サイバーエージェント
マッチングアプリは、恋活・婚活といった相手探しや友達探しなど、基本的に1対1の真剣な出会いを目的として利用されるツールです。
これは、公的身分証明書を使用した年齢確認や充実した監視体制などにより、詐欺や金銭目的での出会いを求める人物や、悪意ある人物が流入しにくい環境が整えられているからといえるでしょう。
クリーンな利用環境が保たれているからこそ、マッチングアプリには、真剣で健全な出会いを求めるたくさんの男女が自然に集まってくるのです。
では、実際にマッチングアプリを利用して結婚まで至ったという人はいったいどのくらいいるのでしょうか?
先述のリクルートブライダル総研の調査によると、2018年に婚活サービスを通じて結婚した人の割合は12.7%となっています。
これは、成婚カップル10組の内、1組以上が婚活サービスを通じて出会ったことを意味する数値です。割合としては決して少なくないといえるでしょう。
なお、結婚相談所や婚活パーティを含む婚活サービスの中でも、特に成婚者の割合が高いのがネット系婚活サービスで、12.7%の内の半数を上回る7.4%を占めています。
結婚を目的とした出会いを求める人こそ、ぜひマッチングアプリの利用を検討したいものですね。
どんなに安全で効果的な出会いの場とはいえ、やはり見ず知らずの異性が相手のマッチングアプリの利用には不安が残るという人も多いのではないでしょうか。
万が一の事態に備えるためにも、マッチングアプリを利用することで考えられるリスクについて確認しておきましょう。
勧誘・詐欺などを目的とする利用者と、それを排除しようとする運営側との攻防は常にいたちごっこです。網の目をかいくぐり、一部の悪質な業者が紛れ込んでしまうのは避けられないのが現状といえるでしょう。
なお、このような業者の目的は、主に個人情報の収集や有料サイトへの誘導・詐欺商品の販売です。
マッチングした相手がすぐにLINEでのやり取りへ誘導しようとしてきたり、直接会ったとたんに何らかの商品を熱く勧めてきたりするような場合は、悪質なビジネス被害に遭う可能性が高いため注意する必要があるでしょう。
※タップル運営事務局では24時間・365日 サービス監視を行い、「業者」と呼ばれる悪質なユーザーに対して適切な対応をとっています 。
中には、真剣な出会いを求めているかのように見せながら、その実ヤリモク・ワンナイト狙いの利用者もいます。場合によっては、ヤリモクの既婚者が独身を装って登録していることもあるでしょう。
以下、こうした人物を見分ける方法を紹介します。
真剣な出会いを求める男子は、実際に会うまでに時間をかけて丁寧なやり取りを重ねる傾向があります。自分の身を守るためにも、マッチングしたばかりの早い段階で直接会うのは避けた方がよいでしょう。
悪質な業者が紛れ込みにくい安全なアプリを選ぶには、どのような点に注目すればよいのでしょうか?簡単な見分け方を確認していきましょう。
安全なマッチングアプリを見極めたいのなら、まず運営母体が大手国内企業かどうかをチェックするのがおすすめです。
海外企業や個人が運営するアプリの大半は、登録時の年齢・本人確認がゆるく、安全面の管理体制も不十分な傾向にあるでしょう。
一方、大手国内企業が運営するアプリの場合、その企業名に泥を塗ることのないよう、ユーザーの利便性や安全性が常に高いレベルで保たれています。
いざというときのサポートを考えても、大手国内企業運営のマッチングアプリを選ぶのが安心といえるでしょう。
無料でつかえるアプリではなく、有料プランがあるアプリを選ぶというのも安心して利用できるマッチングアプリを選ぶポイントです。
これには、大きく分けて二つの理由があります。
なお、有料プランのあるマッチングアプリでも、女子の利用料は基本的に無料であることがほとんどです。無料で利用できるからこそ、より安全な有料プランのあるアプリを選びたいものですね。
安全なマッチングアプリは、利用者の身元や年齢の確認を念入りに行っています。
この内、年齢確認については出会い系サイト規制法という法律で義務付けられているため、身元確認などが行われていないアプリはそもそも利用するべきではありません。
近年は、悪質な利用者の流入を防ぎ、犯罪やトラブルを予防するという観点から、運転免許証やパスポートなどの公的証明書を使用した身元確認を義務付けるアプリも増えています。
利用者にとって、ますます安心して利用できる環境が整いつつあるといえるでしょう。
運営によるサイト内パトロールが徹底しているかどうかも、安全なアプリを見極めるポイントの一つです。
安全度・健全度の高いマッチングアプリは、その多くが24時間体制のサイト内パトロールを行っています。
このパトロールは、悪質な利用者を直接排除するためだけのものではありません。そうした利用者を牽制し、迷惑行為を予防するという重要な役割も担っています。
常に運営の目が光っているというのは、健全に出会いを求めたい利用者にとってとてもうれしいポイントといえるでしょう。
では、実際にマッチングアプリを利用する際の手順とはどのようなものなのでしょうか。基本的なステップや注意点をチェックしていきましょう。
アプリによって多少の違いはあるものの、マッチングアプリを利用する際の大まかな流れはみな共通しています。以下、基本の流れを紹介していきましょう。
こうした仕組み上、現実の出会いが実現するかどうかはいかにマッチングを成立させられるかにかかっているといえるでしょう。
好みの異性とのマッチングを成立させるには、相手にも自分を気に入ってもらう必要があります。まずは、第一印象を大きく左右するプロフィール写真選びから始めましょう。
不特定多数の人が利用するマッチングアプリでは、どんな異性にも好印象を与えられるよう、万人受けするプロフィール写真を選ぶのがおすすめです。具体的には、以下の点に注意するとよいでしょう。
出会いのチャンスを広げるためにも、過剰に個性を主張しすぎない、明るく優しい印象のプロフィール写真を選ぶのがおすすめです。
プロフィール写真と同様に、プロフィールも見ず知らずの人に自分を知ってもらうための重要な資料です。以下、プロフィールに記載するべき内容を確認していきましょう。
マッチングアプリのような間接的な出会いの場で異性から選ばれるには、あなたという人物に親しみを抱いてもらい、信頼感を与えることが大切です。
一つ一つの項目を大切に、誠実さや温かい人柄が伝わるプロフィールを作りましょう。
せっかくマッチングアプリを利用するのなら、より効率的にたくさんの魅力的な異性と出会いたいものですよね。理想の出会いを実現するためにも、出会いの確率を高めるポイントを確認していきましょう。
一般的に、人はポジティブな人物に自然と惹かれる一方で、ネガティブな人物は無意識に避けてしまうものです。
これはマッチングアプリ上の出会いにおいても同様で、プロフィールにネガティブな記載がされている人は、その時点で異性に敬遠されてしまう可能性が高いでしょう。
たとえ自分に自信がなかったとしても、卑屈になったり、過剰に謙遜したりするようなことはおすすめできません。
自分だったらどんなプロフィールの異性とマッチングしたいと思うかを一つの目安にして作成してみるとよいでしょう。
無事マッチングが成立したら、次のステップはメッセージのやり取りです。
実は、スムーズ&実際のデートにつながるようなやり取りができるかどうかは、最初に送るメッセージにかかっているといっても過言ではありません。
以下、相手に好印象を与え、返事をもらいやすいメッセージのポイントを紹介します。
こうしたメッセージにすることで、相手のプロフィールにしっかりと目を通していることが伝わると共に、返信内容を考えるという相手側の負担を軽減できます。
お互いに手探りのタイミングだからこそ、真剣な姿勢や思いやりをアピールしていきましょう。
メッセージのやり取りから直接のデートへとステップアップするためには、メッセージを通じて「この人となら会っても大丈夫そうだな」と相手に思ってもらえるだけの誠実さや安心感を与える必要があります。
そのためにおすすめの簡単かつ効果的な方法が、むやみにタメ口をつかわず、丁寧な言葉でやり取りをするというものです。
顔が見えないメッセージ上のやり取りでは、タメ口のようなくだけた文章は実際のニュアンス以上に軽い印象で相手に伝わってしまいます。
軽薄な人・軽い人といった誤解を与えることのないように、常に丁寧な言葉を意識したメッセージを送りましょう。
どんなに「相手と親しくなりたい」「1日も早く会いたい」という気持ちが強かったとしても、すぐに連絡先を聞き出そうとするのはNGです。
マッチングが成立した段階では、多少なりともまだ相手を警戒している人がほとんどです。にもかかわらず、すぐに連絡先を聞き出そうとした場合、ヤリモクや詐欺・勧誘狙いと誤解されかねません。
時間をかけてメッセージのやり取りを行い、プライベートな話題も安心してできるようになるまでは連絡先を尋ねるのは控えた方がよいでしょう。
メッセージのやり取りを通じて2人の心の距離が順調に縮まったなら、いよいよ実際に会う段階に進みます。直接会うことで生じるリスクを回避するためにも、覚えておきたい注意点をしっかりと確認していきましょう。
流されやすいタイプの人や、受け身のタイプの人の中には、それほど気が進まないながらも相手に押し切られる形で直接会うことを了承してしまう人がいます。
しかし、自分の身を守るという視点で考えてみると、こうした行動は決して褒められたものではありません。
「これといった理由はないけれど、この人には直接会いたいと思えない」と感じた場合、相手を直接知らないからこそ、このような違和感は大切にしましょう。
もしかするとその違和感は、自分自身の本能から発せられた警告なのかもしれません。
マッチングアプリで知り合った異性と直接会う際は、昼間の時間帯・人が多い場所を選ぶのが鉄則です。
万が一、相手がヤリモクや詐欺・勧誘などの悪意ある人物であった場合を考えると、お酒を勧められやすい夜の時間帯や、人目の少ない場所というのはあまりにもハイリスクといえるでしょう。
裏を返せば、こうした悪意ある人物は、夜間・人が少ない場所を選んで提案してくるということでもあります。
初めてのデートで相手がどのような時間帯・場所を選ぶかは、相手が本当に信頼できる人物かどうかを見分けるための一つのポイントとなるでしょう。
マッチングアプリで出会った相手に直接会って、その見た目や雰囲気に好感を抱いた場合、そこで一気に警戒心を解いてしまう人は少なくありません。
しかし、だからといって、安易に個人情報を与えてしまうことは避けましょう。何気ないやり取りの中で住所や勤務先などを気軽に伝えたが最後、あなたの大切な個人情報は永遠に相手の手元に残ってしまいます。
相手の人格によっては、思いもよらない場所で悪用されたり、業者に売られたりといったことも十分起こり得るでしょう。
知り合って間もない相手である以上、警戒しすぎるくらいがちょうどいいと冷静になることが大切です。
マッチングアプリとは、男女の出会いを仲介するアプリのことで、スマホ一つで多くの異性と知り合える手軽さから近年急激に利用者数を増やしているコミュニケーションツールです。
出会い系アプリと違い、年齢認証や監視体制に力を入れていることが多いため、安心して利用できるというのも人気を集めている理由の一つといえるでしょう。
まれに悪質な利用者も存在するものの、安全性の高いアプリを選ぶ・時間をかけて相手との距離を縮めていくなどの点に気を付けることで大半のリスクは回避できるはずです。
自分に合ったマッチングアプリを選び、理想の異性との運命の出会いをかなえましょう。
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