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カップルは2人で行動する機会がよくあるので、自然とセットで見られることが多くなります。並んだときに、しっくりくる身長差の人と付き合いたいと感じる人もいることでしょう。
カップルの身長差が周囲にもたらす印象についてまとめました。
5cmの身長差は、女子がちょっとしたヒールがある靴を履くとすぐに埋まってしまいます。
身長差がほぼないので、近すぎず遠すぎない絶妙な距離感を保てるでしょう。自然に歩調や視線が合うので、息が合った仲のよいカップルに見られることが多いようです。
政府が発表している2016年の統計データによると、26~29歳における男性の平均身長は171.4cm、女性の平均身長は158.8cmとなっており、身長差は12.6cmです。
同じ年代のカップルだと仮定した場合、身長差10cmは平均的な身長差に近いと考えられます。
2人でいるときのバランスも悪くなく、履物を工夫するだけで理想的なバランスに調整できます。
出典:国民健康・栄養調査12 身長・体重の平均値及び標準偏差 – 年齢階級、身長・体重別、人数、平均値、標準偏差 – 男性・女性、1歳以上〔体重は妊婦除外〕 | 政府統計の総合窓口
15cmの身長差は、比較的どんな場面でも離れすぎず近すぎない距離感で一緒にいられるので、「コミュニケーションが取りやすくて理想」と考える人が多いようです。
また、並んだときの見た目の印象がよく、写真を撮るときも無理なくフレーム内に2人のバストアップを収められるでしょう。
身長差が20cm以上あるカップルを見ると、はっきりと身長差があることが分かります。
並んで立っているときに視線を合わせようとすると、身長の低い女子は見上げるようにしなければならないため、その仕草からも身長差があることが伝わってくるでしょう。
履物を変えたとしても簡単には埋められない身長差でもあり、がっしりした体形の男子と華奢な女子のカップルの場合は、大人と子どものような印象を与えることがあります。
場合によっては、親子や兄妹のように見られることもあるかもしれません。
デートのときやコミュニケーションを取るときなど、カップルによくある場面別に理想の身長差を紹介します。
カップルが一緒に並んで歩くとき、身長差によっては男子が女子に歩調を合わせる必要が出てきます。
2人の身長が大きく違えば、当然お互いの脚の長さも違ってくるため、双方が普通に歩いていると歩調が合わなくなることがあります。
同じペースで歩きたいときは、身長差が小さい方が歩調を合わせやすいといえます。ただし、脚の長さや歩くペースは個人差も大きいため、よほど身長差が大きくない限りは気にならないかもしれません。
手をつないでいると歩調を合わせやすいので、仲良しカップルほど歩くペースなどは気にならないでしょう。
カップルが向かい合っているときや並んでいるとき、相手の頭を撫でやすい身長差が15cm前後です。すっと手を伸ばせば頭に手が届くので、気軽に頭を撫でやすい身長差だといえます。
彼氏が落ち込んでいるときや甘えたい気分になっているときに、女子から頭を撫でてあげたくなることもあるでしょう。
女子から男子の頭を撫でる場合、20cm以上の身長差があると手が届きにくいので、相手に屈んでもらわなければなりません。気軽に頭を撫でられないので、不自由さを感じることがあるでしょう。
ハグは腕で相手を包み込むようにして抱き合うスキンシップ方法ですが、身長差が大きいとスマートにできません。
軽く抱きしめ合ったとき、首のあたりに腕を伸ばせると相手を引き寄せやすいですが、身長差が大きい場合は胸にしがみつくような仕草になってしまったり、胴体をがっちりホールドするような格好になったりします。
身長差が小さくても距離感の問題が出てきます。同じくらいの身長のカップルがハグしようとすると顔と顔がかなり近付くので、付き合いたての場合は恥ずかしくて気軽にできないでしょう。
男子の肩に女子の頬や顎が付く距離感を目指すと、無理なくハグできます。身長差15cmがハグするときの理想ではないでしょうか。
キスはハグと違って唇を合わせる必要があります。身長差が大きいと顔と顔を近付けるのも一苦労ですし、狙ったポイントにキスしづらいでしょう。
デート中や別れ際などお互いが立っているときにキスをする場面では、相手にも協力してもらわないとキスできないので、不意打ちのキスは難しいかもしれません。
どちらかといえば、身長差が小さい方がキスしやすいでしょう。つま先立ちをすれば調整できるのでそれほど難しくはありません。20cm以上の身長差がある場合は、段差を利用してのキスがおすすめですよ。
身長差があってもなくても、場合によっては不自由な面があります。身長差が小さい場合のよい点・悪い点を見てみましょう。
身長差が小さければ、彼女からハグやキスをしやすくなります。彼氏にアクションを起こしてもらわなくても自分からスキンシップを取れるところが、身長差が小さいカップルのメリットです。
同じく彼氏の方からもスキンシップが取りやすいので、「自分から積極的にスキンシップを取るのが苦手」「彼氏からたくさんスキンシップを取って欲しい」という人は、身長差が小さい方がよいでしょう。
また、人混みの中ではお互いの声が聞き取りにくいことがありますが、身長差が小さいとそんな心配はいりません。体が触れ合うコミュニケーションだけでなく、意志の疎通も図りやすいでしょう。
身長差が小さいと、同じ目線で景色を見られます。デート中に気になるものを見つけるときのタイミングが重なりやすく、楽しいことや面白いものを自然と共有できるでしょう。
また、お互いの目を見る頻度が多い方が、相手の気持ちを読み取りやすくなります。デート中に相手の気持ちの変化に気付いて、気づかってあげられるのも身長差が小さいカップルのメリットです。
目線を合わせる機会が多いほど2人の呼吸は合わせやすくなるので、たくさんコミュニケーションを取るきっかけを見つけやすくなるでしょう。
身長差が小さいカップルにはデメリットもあります。主に女性側のデメリットになりますが、ヒールが高いおしゃれな靴を履きたいシーンでも、彼氏を気づかって履けなくなることがあるかもしれません。
ヒールがある靴は履かなければよいと考えることもできますが、パーティーやセレモニーなどでドレスアップするときは、ヒールがないカジュアルな靴は相応しくないでしょう。
ヒールが高すぎる靴を履く必要はありませんが、レッグラインを美しく見せるために5cm程度のヒールを履く機会は案外よくあります。
ドレスアップしたときはほとんど身長差がなくなるか、彼女の方が背が高く見える場合もあることを覚悟しておきましょう。
自分にはないものに魅力を感じる人は少なくありません。小柄な女子に魅力を感じる男子や身長が高い男子が好きな女子は多いので、身長差が大きいカップルが成立することもあります。
身長差が20cm以上になると目線が違ってくることもあり、思わぬデメリットが生まれることもあるでしょう。身長差が大きい場合に考えられる、よい点と悪い点を紹介します。
身長が高い男子を好きな女子は、身長差がある彼氏のことを逞しく頼りがいがあるように感じるでしょう。誰が見ても分かる身長差があった方が、彼氏に守られているように感じる人は多いかもしれません。
男子に守ってもらいたいと感じる人は、身長差があること自体をメリットに感じています。
また、背が高いことをコンプレックスに感じている女子も、背が高い男子と一緒にいることで安心できる場合があるでしょう。
ドラマのワンシーンのような理想的な場面を演出しやすくなるところも、身長差が大きいカップルならではのメリットだと考えられるでしょう。
例えば、後ろから抱きつかれるバックハグが好きな男子は多いです。彼女に甘えられることやサプライズ演出が好きな男子ほど、バックハグを好ましく感じるでしょう。
正面から抱きつくのは恥ずかしいものですが、後ろから抱きつくと視線を合わせずに済むので恥ずかしい気持ちを押さえながら行動できます。
また、身長差が大きい場合は、女子から男子にキスしようとすると背伸びをすることになります。この仕草に健気さを感じて胸がときめく男子は少なくありません。
目線がなかなか合わないところは、身長差が大きいカップルが不自由さを感じやすいところです。
身長差が小さい場合は、立ち止まったり腰を屈めたりといった努力しなくても簡単に視線を合わせられます。
大人が子どもと視線を合わせようとしてしゃがみこむ場面を思い浮かべるとイメージしやすいですが、身長差が大きいと意図せずに視線を合わせることは決して簡単ではありません。
身長差が大きい場合はお互いが相手を視界に入れようとする努力をしなければ、相手の変化に気付けず、人の気持ちが分からない人だと思われてしまう可能性があるでしょう。
身長差が小さい場合、同じ目線でいられるので特に不都合なことはないように感じられますが、注意したい点もあります。身長差が小さいカップルが長く付き合うために押さえておきたいことをチェックしましょう。
身長差をなんとも思わない男子であればそれほど心配する必要はありませんが、中には彼女との身長差がないことをコンプレックスに感じている人もいます。
お互いに平均以上の身長がある場合は問題にならないかもしれませんが、身長が低いことを気にしている男子とデートする場合は、低めのヒールを履いた方がよいでしょう。
身長差がほとんどないにもかかわらず、厚底の靴や7cm以上のヒールがある靴を履いていくと、デリカシーがないと感じさせてしまうかもしれません。気まずい雰囲気になってしまうこともあるので注意しましょう。
人間の魅力は外見的な要素だけではありません。身長差のことを気にしすぎると、幸せが遠ざかってしまうことがあります。
身長差が大きいことを理想だと思っていると身長差が小さいことを欠点のように感じるかもしれませんが、身長差が小さい方がより近い距離にいられると考えれば、きっと気にならないでしょう。
交際しているうちに、結局は中身が大切だと感じられる場合もあるはずです。長く付き合うには、身長差にこだわりすぎず相手を大切にしたいと思うことが重要ではないでしょうか。
身長差があまりにも大きすぎると、どうしても不自由な点が出てきます。小さい側は相手に手が届きにくく、大きい側は腰を屈めなければならないため、スキンシップを図りにくいと感じる場合もあるでしょう。
身長差が大きいカップルが長く付き合うために知っておきたいポイントを紹介します。
身長差が大きすぎるとデメリットが多いと考えがちですが、考え方を変えるだけでデメリットがメリットになります。
例えば、身長差が大きい方がお姫様抱っこやおんぶをしてもらいやすいでしょう。体格差があるカップルにしか味わえないスキンシップを楽しめるところは、大きな魅力の一つだといえます。
背が高い人は歩幅が大きい特長があり、背が低い人とは歩調が合わないことがあります。歩き方は人それぞれですが、注意しないとどちらかに負担をかけてしまうことになるでしょう。
歩幅が小さい人に合わせて、ゆっくり歩くことに慣れていない人もいます。彼氏の歩くペースについていくことが大変な場合、歩くスピードを合わせてもらえるようにお願いしましょう。
彼氏との身長差が大きいとヒールがある靴を履いてバランスを調整したくなるかもしれませんが、高いヒールは歩きにくいので、余計に歩調が合わなくなってしまう可能性があります。
デートのときはできるだけ歩きやすい靴を選ぶとよいでしょう。
身長差がちょうどよいと感じられるカップルは、うまくいきやすいといわれています。
付き合っているときに生じる困難が少ないからだと考えられますが、身長だけが相性を左右するわけではありません。身長差が大きかったとしても、うまくいっているカップルはたくさんいます。
『周囲からどう見られているか』を気にすることもあるでしょうが、自分が思うほど他人は気にしていないことが多いです。
周りの視線を気にするよりも、お互いがどうすれば快適に過ごせるのかを気にした方がずっと有意義な時間を過ごせるでしょう。
恋人同士のときは気にならなかった身長差が、結婚を考え始める段階になって問題になることがよくあります。結婚相手に求められる身長差や、ありがちな問題点についてチェックしましょう。
それほど年齢が離れていない男女の場合、10cmくらいの身長差はあたりまえに存在することであり、夫婦として生活する上で大きな問題にはならないと考えられるでしょう。
スキンシップを取ったり協力して家事をしたりするとき、10cm前後の身長差が理由で不都合が起こることはないので、理想的な夫婦になりやすいといえます。
苦心しなくてもハグやキスをしやすい身長差でもあるので、夫婦仲を持続させやすいのではないでしょうか。
結婚して同じ家に暮らすとなると、問題になるのが家具選びです。大は小を兼ねるという言葉もあるように、たいていは大きな方に合わせておけば問題にはなりにくいですが、簡単に解決できないこともあります。
例えば、料理が好きな2人が結婚した場合、身長差がありすぎるとシンクの高さを決めるのが大変になるでしょう。
ほかにも、夫婦間で身長差がありすぎると夫の手が届きやすい場所に収納した荷物を、妻が取り出すのに苦労することがよくあります。スムーズに生活するためには収納法にも気を配る必要があるでしょう。
付き合っているときは気にならなくても、結婚するとなるとちょくちょく不都合が生じる場面が出てくると考えられます。
その都度、お互いが納得できるように話し合う時間を設けないと、後々大きなケンカに発展してしまうこともあるので注意しましょう。
カップルとして歩いているときに、見た目のバランスがよいと感じられる身長差は10~15cm前後だと考えられますが、20cm以上の差がある方が好きな人もいます。
身長差があまりない場合は、視線や歩幅を合わせやすくスキンシップを取りやすいことがメリットです。同じ目線で景色を見られるので、楽しいことを共有しやすいでしょう。
一方で、女性が高いヒールを履きにくいというデメリットもあります。
身長の差が大きい場合は、体勢を工夫しないとスキンシップを取りづらいというデメリットはありますが、体格差を楽しむ発想ができればたくさんのメリットを感じられるでしょう。
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