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異性と出会うチャンスには恵まれているのに、なかなか恋人ができない男女っていますよね。彼らの共通点は『面食い』なことかもしれません。
面食いとは、『顔の良し悪し』が好き・嫌いの判断基準の大きな割合を占める人のことを指します。面食いな人は男女問わず存在します。まずは、面食い男子の特徴から見ていきましょう。
『ほとんどの男子が面食い』だと感じる女子は多いのではないでしょうか?確かに、「かわいい女子が好き」と公言する男子は多いですよね。
中でも、際立って女子のルックスを重視する男子は、プライドが高く自信家の傾向が強いでしょう。自己顕示欲が強く、自分の持ち物や環境を人に羨ましがられたいタイプです。
そのため、自分に合う性格をしているかより、誰から見ても美人だと言われる女子を彼女に選ぶことがあります。女子を自分のステータスを高めてくれる道具としか思っていないような発言もあるでしょう。
初対面のイケメンや美女の前で、舞い上がってしまった経験がある人は少なくないでしょう。面食い男子は、相手の外見によってあからさまに態度を変えます。
気に入られようと大げさに褒めたり、かわいい子としか話さなかったりと、人を内面で判断するタイプからすると理解しがたい行動を取りがちです。
中には、女子に対してだけではなく、イケメンやおしゃれな男子に卑屈な態度を取る人もいるでしょう。反面、外見がぱっとしない人には威圧的な態度を取ったり馬鹿にしたりなど不愉快な対応をするので、人によって受ける印象がまるで違うことがあります。
絶世の美女にも堂々と向かっていける男子は、自分の外見に自信があるものです。実際にルックス面では平均以上の男子が多いでしょう。
そのため、自分のレベルに見合った女子を彼女にしようと面食いになってしまうのかもしれません。鏡やガラスでやたらと自分の姿をチェックしたり髪を触ったりするクセのある男子は、自分をかっこいいと過信して面食いになる傾向にあります。
女子の内面を見る努力をしていないため、騙されたり利用されたりすることもあるようです。
女子同士でコイバナをしていると、「好みじゃない相手だったのに好きになってしまった」という話をよく耳にします。しかし、中にはどんなに内面がよくてもイケメンじゃないと付き合えない女子はいるでしょう。
そのような面食い女子には、いくつかの共通点があります。面食い女子の特徴を見ていきましょう。
アイドルや俳優などの芸能人は、女子の理想の男子を偶像化した存在です。アイドルや俳優に夢中になる女子は、作られたイメージやみんながかっこいいと思えるルックスの男子しか認められない傾向にあります。
このようなタイプは芸能人に夢中になることで、内面ではなくルックスを重視した恋愛を疑似体験していると言えます。芸能人を基準に考えてしまうので、実生活でも男子に求めるルックスのレベルが必要以上に高くなります。
「芸能人みたいなかっこいい男子と付き合いたい」など面食いが原因で、実生活の恋愛が上手くいかないことも多いでしょう。
男子と同じく女子も自分の外見に自信があったり、美容やおしゃれに努力を重ねたりしていると美意識が高くなります。恋愛でも自分の美意識を満たしたいと考えるため、面食いになりがちです。
美意識を高く持つことは、自分自身を高め自己肯定感を身に付けるためにとても大切だと言われています。しかし、行き過ぎると美醜にとらわれすぎ、自分と同じような努力家しか認められず視野が狭くなるかもしれません。
ブランドものが好きな女子も面食い傾向にあります。なぜこのブランドがよいのかより、ブランドネームにとらわれてブランドものを買ってしまう人は、特に面食いの傾向が強いかもしれません。
持っているブランドものを褒められると、自分が褒められているように感じるタイプは、彼氏や友達にも容姿のよさを求めがちです。思い当たるところがある人は、人間関係も自己顕示欲を満たす道具のように扱っていないか振り返ってみましょう。
相手の内面を知ってからでないと恋が始まらない人にとって、面食いな人の心理は分からないものです。なぜ外見を重視して人を見るようになってしまったのか、面食いな人自身にも分からないのかもしれません。
面食いな人はなぜ異性の外見に固執してしまうのか、その心理を見ていきましょう。
恋愛経験が十分でないと、『恋に恋している』といった状況に陥りがちです。好みのタイプと聞かれても、異性の内面を知る経験に恵まれていないため、容姿への好みしか答えられない人もいるでしょう。
さらに、もともと自分の外見にコンプレックスがある人や美しいものに囲まれていたい人は、美への憧れが強くなります。自分で埋められない美意識を他人に求めて面食いになるのかもしれません。
イケメンや美人の恋人がいると、やはり周囲に羨ましがられるものです。見た目のよい恋人がいる自分が好きなだけで、相手との恋愛自体には対して興味がない人もいるでしょう。
このような人は、恋人を友人に会わせたりカップルでイベントに参加したりするのが好きです。しかし、相手の気持ちに寄り添うことができず、マメに連絡を取ることも苦手なため恋愛が長続きしない傾向にあります。
彼氏・彼女を1人の人間ではなく、学歴や収入と同じように完璧なスペックを作り上げる道具の一つとしか考えられない人もいるようです。付き合う相手の容姿によって、自分のステータスが変わるとでも思っているのかもしれません。
このタイプの面食いな人は一見自信家に見えても、自分1人では満たされないコンプレックスを抱えていることもあります。ステータスを維持するためにさまざまな面で無理をしている人もいるでしょう。
多くの人が初対面の異性に惹かれる経験をしています。雰囲気や仕草、内面からにじみ出る性格のよさなどから、一目で相手を気に入ってしまうのでしょう。
このような一目惚れをしたことがあると「自分は面食いなのかな?」と思う人がいます。また、理由は分からないけれど恋人ができない人や恋愛が上手くいかない人は、面食いが原因かもしれません。一度、自分の面食い度を自己診断してみましょう。
下記の質問にYESかNOで答えてください。YESの数を覚えておきましょう。
YESが0~3の人は面食い度は低めです。イケメンや美人に目を奪われることがあっても、恋に落ちることは少ないでしょう。
YESが4~6の人は自分の理想や相手の容姿をそれなりに吟味して恋に落ちるタイプです。面食い度は人並みで、かっこいい・かわいい人がいると「すてきだな」と感じる程度には面食いと言えます。
YESが7~9の人はかなりの面食いです。面食いが原因で、恋愛や人間関係が思うようにいかないこともあるでしょう。
YESが10点満点の人は生粋の面食いです。本人がハッピーならよいのですが、無意識に容姿で人を差別するなどして敵を作っている可能性があります。
面食いな友達が周囲にいたり、本人がそれを楽しんでいるうちは問題ありませんが、大人になると周囲とずれを感じることがでてきます。
なぜなら、面食いは若いうちに恋愛や人間関係を重ねて克服する人が多いからです。なぜ面食いがデメリットになるのか解説します。
面食いの人にとっては、内面より外見の方が重要です。そのため、付き合っている彼氏・彼女がいても、もっとよい外見の人に出会えば気持ちが移ってしまいます。
恋人がいても他の外見がよい異性に惹かれてしまうのは、一緒にいて居心地がよい相手と付き合えていないからとも言えます。内面重視で彼氏・彼女を選んでいれば、恋人と一緒に過ごす時間は安らげるものであるはずです。
さらに、ブランドものでも恋人でも、手にした途端に飽きてしまうところがあるかもしれません。所有欲や征服欲を満たすためだけに異性を見ていないかよく考えてみましょう。
面食いな人は子どもっぽくわがままな印象があります。評価や上っ面ばかりを気にして、内容が伴わない仕事の仕方をする人もいるでしょう。
また、面食い度が過ぎると人間関係で問題を起こしやすいため、友人が離れていくこともあります。人によって態度を変えたり仲間内でも恋愛のいざこざを起こしやすかったりするため、周囲に嫌悪感を持たれてしまうのです。
よく「美人は3日で飽きる」と言いますよね。どんなに美しい外見の人といても、3日も経てばあたりまえになり何も感じなくなるという意味です。
苦労して面食い志向を満たしてくれる相手と付き合えても、内面を見る努力をしていないと同じことが起こります。そのため面食いな人は結婚、もしくは結婚生活を営むのが難しいかもしれません。
また、共に家庭を築いていけるようなスペック・人柄の異性で外見も優れている人は、早めに結婚を済ませている可能性が高いです。外見ばかりにこだわって結婚相手を探すと、どうしても出会いの幅を狭めてしまうでしょう。
人を好きになる理由を説明するのは難しいものです。縁を感じたりフェチがあったり人それぞれでしょう。
しかし、外見だけで好きになる恋愛を繰り返し、長続きしない人はただの面食いなだけの可能性もあります。デメリットが多い面食いは、直したり和らげたりできるとよいですよね。面食いを直すために効果的な心がけや方法を紹介します。
当たり前ですが、人を外見ではなく内面で見る努力をしましょう。人の魅力は目に見える部分より目に見えない部分に潜んでいます。外見は好みでなくても実際には気の合う人や話が面白い人もいるでしょう。
また、崇めるのではなく素直に尊敬できる部分を持つ相手との方が、恋愛でも友人関係でも深い関係が築けるものです。恋愛も友人関係も長続きしない人は、外見で相手の人間性や価値を決めつけないように心がければ、今までの人間関係の悩みから脱却できるかもしれません。
面食いの人の『理想の自分』は、本当に自分自身が望んでいる姿でしょうか?面食いな人には自信家やブランド好きな人が多いのですが、周囲からの評価を気にしてそんな自分を演じているのかもしれません。
また、他人は人のことを大して気にしていません。自分自身の内面に自信がないために、他人の評価が気になるだけなのです。周囲の目を気にせず、自分の価値観を大事にすれば、本当に気の合う人とめぐり会えるでしょう。
面食いで楽しいのは学生のうちだけです。いい歳をして面食いでいると薄っぺらい人間に見えたり、恋愛が長続きしなかったりして辛い思いもするでしょう。結婚適齢期を迎えると焦りも加わります。
面食いであること自体は、高い美意識や努力につながり悪いことばかりではありません。しかし、面食いをこじらせるとメリットよりもデメリットが目立つようになるでしょう。大人になったら面食いのデメリットを意識し、改善させる心がけが大切です。
面食いの人は自分が興味のある人や趣味に関するネットワークには自発的に参加するのに、他のことには興味が薄いものです。派手な外見や交友関係でも案外と狭い世界で生きている人が多いでしょう。
面食いを直したいのであれば馴染みのある世界を飛びだして、たくさんの人と出会う機会を作るのがおすすめです。さまざまな人と触れ合い、多くの考え方や価値観に出会うことで顔や容姿以外の魅力にも気付くことができます。
面食いな人は結婚が難しいと言われていますが、結婚ができないわけではありません。面食いの人でもすてきなパートナーにめぐり会えた人はたくさんいます。面食いな人におすすめの婚活方法を紹介します。
自分が面食いだという自覚がある人こそ、婚活パーティーなど出会いの場には積極的に参加しましょう。
恋愛したい人のみが参加するため、参加者は第一印象がよくなるようにおしゃれや身だしなみに気をつかっているものです。面食いな人にとって「ありえない」と感じる人は少ないでしょう。
また、婚活パーティーなどの場数を踏むことで現実を知ることにもつながります。自分の求めている外見の人が、婚活中の人の数パーセントにしか満たないと分かれば、ルックスへのハードルが下がるでしょう。
異性・同性を問わずさまざまな人と出会うことで、自分のレベルを知ることもできます。外見のよさがパートナーに求める必須項目だという人ほど、婚活パーティーで得るものがあるでしょう。
婚活アプリや結婚相談所など、プロフィールや写真をあらかじめチェックできる婚活ツールをつかうのもおすすめです。外見がよくても出会いがないため、手軽な婚活アプリや結婚相談所を利用する人も存在します。
ただし、外見にばかりこだわっている状態でこのような婚活ツールをつかっても、あなた自身のスペックが低ければ相手にされないこともあります。自分の市場価値を知るためにも、試しにつかってみるとよいでしょう。
また、あらゆる出会いに言えることですが、外見を重視して相手の内面を見る努力を怠っていると、利用されたり騙されたりすることもあります。婚活ツールを利用するときには見た目が好みの相手にこそ、落ち着いて相手の内面を見るよう心がけましょう。
『面食い』とは、顔など見た目で人を判断してしまう人のことを指します。大人になっても面食いでいると恋愛や友人関係が長続きしづらく、結婚が遠のくなどデメリットを感じやすいでしょう。
人格が優れた人は、顔立ちの良し悪しでは語れない魅力を放っているものです。面食いだと自覚のある人は目につきやすい顔だけでなく、オーラや仕草からその人の魅力を感じ取れるようになりましょう。
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