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恋人が見つからないのには、どのような理由があるのでしょうか。一般的には出会いのきっかけがない・理想に合った人が見つからないなどの理由が多いでしょう。
実際には、その裏に本当の原因が隠れているかもしれません。ここでは、恋人が見つからない本当の理由に迫ってみましょう。
恋人がいない人の多くは、心から好きだと思える人とつきあいたいという考えを持っています。相手のすべてを理解し、好きだと確信してから恋人になりたいのです。
相手の嫌なところが見つかる度に「この人は好きになれない」と早い段階で切り捨ててしまう人もいるでしょう。完ぺき主義の人に多い傾向です。
自分自身に暗示をかけるように交際のハードルを高くしてしまいます。理想を追い求めることは大切ですが、100%完ぺきなお相手を見つけるのはなかなか難しいことです。
自分自身に置き換えてみてもわかる通り、誰にでも長所と短所があります。一見、完ぺきそうに見える人がいたとしても、1つや2つは短所があるものです。
恋人が見つからない女子に共通するのは受け身でいることです。お姫さまが白馬の王子さまの登場を待つように、理想の男子が現れるのをひたすら待ち続けます。
一方で、男子に共通しているのは出会いの場がないという口癖です。
「RECRUIT(リクルート)・ブライダル総研 2014年恋愛観調査」では、年代が若い人ほど恋愛の仕方や人とのコミュニケーションの取り方がわからないと答える人が多い結果でした。
人とのコミュニケーション自体を苦手と感じるために、出会いにも消極的なのでしょう。
傷つくのが怖いという理由で、恋人探しに積極的になれない人も少なくありません。なかでも、男子は自分のプライドを守りたいという心理が働く人が多い傾向です。
異性をさそって断られたら「かっこわるい」「恥ずかしい」という感情が、1歩を踏み出す勇気を打ち消してしまいます。
女子のほうは、いいたいことを我慢する人が少なくありません。いいたいことがあっても好きな相手に話しかけられずLINEなどの交換も躊躇してしまいます。自分の感情にふたをする人もいるようです。
しかし、成長には失敗が欠かせないように、失恋を経験するからこそ次の恋愛では過去の失敗を活かせます。何かしらの行動を起こすことが、状況の好転へとつなげられる近道でしょう。
社会人の恋人探しの手段の1つに、友達の紹介があります。自分を理解している友達であるからこそ、お似合いの恋人候補を見つけてくれる可能性が高いでしょう。
ここでは、友達に出会いのきっかけをお願いするときのポイントを紹介します。
友達に紹介をお願いするとき「どんな人が理想のタイプなの?」と聞かれることが多いでしょう。
その際に、あれもこれもと条件ばかり伝えるのはNGです。友達といえども「理想が高すぎる」と引かれてしまうかもしれません。
好印象を与える頼み方は「〇〇を楽しみたい」「○○が好き」「○○巡りをしたい」など恋人ができたら一緒にしたいことを具体的に伝える方法です。
見た目についても「○○系が好き」といったざっくりした雰囲気を伝えるとイメージしやすくなります。
また、年齢や遠距離の可否などの最低条件は、しっかり伝えることが大切です。長いおつきあいを考えたときに、自分が相手に求めることをよく考えてみましょう。
友達の紹介で相手をおさそいするときは飲み会に連れ出してもらうのがおすすめです。飲み会ならさそいやすいうえに、1対1で会うよりも意識せずに会話できます。
ただ、飲み会で集まる人数には注意しましょう。たとえば、少人数の場合、相手とじっくり話せる・また同じメンバーで集まりやすいメリットがあります。
一方で、断りづらい・合コンのような雰囲気が苦手の人にはデメリットとなるでしょう。大人数の場合、恋人候補の選択肢が増えますが、気になる人がほかの子とカップルになる可能性も出てきます。
積極的に話しかけられる性格でないと、出会いはあってもチャンスを活かせない可能性もあるでしょう。
1人では心細いという人は、友達をさそって気軽な出会いを見つけにいきましょう。意外と身近な場所での出会いがあるかもしれません。
ここでは、友達と気軽に行ける出会いの場を紹介します。
お酒の力を借りて相席居酒屋で気の合う異性を探すのもありでしょう。相席居酒屋は、女子が気になる男子の席に相席して食事や会話を楽しむシステムの飲食店です。
女子の飲食代は相席した男子が支払う決まりのお店もあります。女子にはお得な出会いの場といえます。賑やかな雰囲気の居酒屋で出会いが求められるため、友達もさそいやすいでしょう。
男子にとっては、相席する女子を選べなかったり金銭的な負担が大きかったりするのが気になるかもしれません。
ただ、女子と会話したい人や気軽に出会いを求める人にとっては1歩を踏み出すきっかけになるでしょう。
観光好きなら、恋活・婚活ができるバスツアーへ参加するのはいかがでしょうか。旅行代理店と恋活・婚活のプロが企画するツアーのため、出会いを求める人にぴったりです。
1人でも友達と一緒でも参加可能で、貸し切りバスにはツアーコンダクターが案内役で搭乗します。移動中は異性とのトークタイムにあてられ、席替えタイムは立ち寄る休憩地点で行う流れです。
観光や買い物、食事中などたくさんの人と会話を楽しめます。フリータイムは、気になる人にアピールできるチャンスです。
帰りの車内で、おつきあいしたい人の番号を書きます。お互いに指名した番号が一致すればカップル成立です。カップルになれば、参加したツアー先も忘れられない思い出の場所になるでしょう。
「友達や兄弟には恋人がいて恋活イベントにさそえない……それでも出会いが欲しい」という人は、ソロ恋活に力を注ぎましょう。
とはいえ「恋人は自分で探さなければ!」と意気込む必要はありません。ここでは、ソロ恋活におすすめの恋人候補の探し方を紹介します。
まずはSNSで友達募集という名目で交友関係を広げてみましょう。友達を見つけるというスタンスでいれば「絶対に恋人を見つけなければ!」と力みすぎずに済みます。
友達の中から気の合う人を探していけば、恋人候補を見つけやすくなるでしょう。SNSで友達を探すコツは好きなことを発信する・コミュニティに参加する・オフ会に参加することです。
好きなことを発信したりコミュニティに参加したりすれば、同じ趣味を持つ人と出会える確率を増やせるでしょう。友達と仲良くなったら、オフ会で直接会って話してみるのも手です。
お酒が好きな人なら、1人でバーに行くのもよいでしょう。あくまでも、1人で行くのがポイントです。友達が一緒だと、気になる人がいても話しかけづらくなります。
あなたに興味を持った異性がいても、友達がいるために話しかけるのを躊躇してしまうかもしれません。その点、1人であれば誰とでも気兼ねなく話せます。
気になる人が見つかったら、その店の常連客になるのもありです。気になる人との接点がなくても、マスターにあらかじめ事情を話せば協力してくれる可能性もあります。
お酒を飲みながらディープな話をすることで、徐々に仲良くなりましょう。恋愛に発展し、恋人に昇格する日が訪れるかもしれません。
出会いを求めて英会話教室に通うのもおすすめです。マンツーマン指導ではなく、男女が集まるグループクラスを選びましょう。英語を学ぶという共通点から、自然に会話も弾みます。
英語を通して仲間意識が生まれ、その中から恋人候補が出てくるかもしれません。定期的に教室に通うことになるため、気になる人が見つかれば学び仲間として親睦を深められます。
恋人候補にならなくても知人を紹介してもらったり、学んだ英語を生かして国際交流を楽しんでみたりするのもよいでしょう。
「出会いの場が見つからない」という人は、マッチングアプリを利用してみてはいかがでしょうか。
年齢や身分証明など本人確認を義務付けているマッチングアプリもあり、出会いのきっかけとして活用できます。
たとえば、マッチングアプリのタップルなら、共通の趣味を持った人を探すのに便利です。スポーツ観戦好き・映画好き・音楽好きなどのカテゴリーから検索できます。
恋人探しの最初の1歩として、タップルで共通の趣味を持った友達を探してみるとよいでしょう。恋人候補が見つかったらオフ会を企画してみるのもよさそうです。
出会いを求めるあまり、恋活に疲れてしまう人もいるでしょう。そんなとき、どのように乗り越えればよいのでしょうか。
ここでは、恋活に疲れたときの対処法を紹介します。
あえてイベントに参加しないと決断することも大切です。疲れてしまうほど出会いを求めすぎている可能性があります。イベントに参加すれば必ず恋人が作れるという保証はありません。
焦れば焦るほど必死さが表情や態度に表れやすいため、出会いのチャンスを自分で失っている可能性も考えられます。何もしないと決断することは、勇気がいるかもしれません。
それでも1度休憩しようと考えると、心も多少軽くなるでしょう。イベントはいつでも参加できます。時間を置いて「また行きたい」と思えるようになってから参加してみるとよいでしょう。
恋活疲れにはさまざまな理由が考えられます。同じやり取りに疲れた・出会った人とうまくいかない・出会いが多すぎて絞りきれないなど、要因は複数あるかもしれません。
恋人探しにこだわりすぎると、出会いを楽しめなくなってしまいます。恋愛を意識せず、自然に会話したり笑ったりしているほうが仲良くなるチャンスも生まれるでしょう。
出会いの場を恋人探しとは考えず、純粋に誰かと一緒に過ごす時間を楽しむと捉えてみると、肩の荷を下ろせるようになります。
今まで試した方法で恋人が見つからないのなら、出会いの場を広げてみるとよいでしょう。直接会うのには勇気がいるという人は、マッチングアプリを活用するのも手です。
最初から恋人候補を狙った出会いに絞り込まず「まずは友達を作ってみよう」と、気楽な気持ちで恋活していきましょう。